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歯が磨り減る。 歯にひびが入る、歯がかける。歯のかぶせ物、詰め物が壊れたり取れたりする。歯の根元がクサビ状に削れる。
・・・・ これらは歯の周りの組織(骨)がしっかりとしている場合、歯に加わった力が応力として歯の表面に状態として現れます。 |
- 歯がしみる(知覚過敏)
- 歯が削れたり、歯の表面のエナメル質がはがれたり、歯の根が露出したりすることにより、外からの刺激が歯の中へ伝わり、歯の中の神経を刺激することにより、しみたり、痛みとして現れてきます。この痛みが続けば歯の神経をとらなくてならなくなります。
- 歯の周囲骨の吸収(歯周病の要因)
- 歯がゆすられることにより、歯の周囲骨に過大な応力が加わり、骨が溶けたように吸収してきます。歯周病を助長し、歯の動揺がみられる場合があります。
- 歯の周りの痛み(歯根膜炎)
- 歯と骨の間には歯根膜繊維というものが介在しています。これは普段、歯と骨をつなぎ、歯に加わる衝撃が骨にダイレクトに加わらないように緩和する役目、物を噛んだときの感覚を伝える役目があります。しかし、持続的な圧力が加わったりしてその許容範囲を超えたとき、歯根膜繊維の炎症として、歯の周りに痛みを起こしてきます。
- 頭痛、顎間接の痛み
- 心身にストレスがかかると顔つきが変わります。目も引きつったりします。口元もしまります。これは顔の周りの筋肉が緊張してこわばった状態です。特に咬筋、側頭筋といった噛むための筋肉が硬直したとき筋肉の痛みとして現れます。又、顎の関節にまで力が及ぶ場合は顎関節症として痛みを引き起こす場合もあります。
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